数ある植物の中には、たくさんのおもしろい名前のつけられたものがあります。中でも「バクチノキ」という名前の木はなぜその名前になったのかが気になるところです。
バクチノキのバクチは文字通り賭け事のことをいう博打からきています。バクチノキはバラ科の常緑高木で、高さは15メートルくらいになり9月に花を咲かせます。
この木の樹皮は鱗片状になっていて、絶えず剥がれ落ちて紅黄色の肌が見え隠れします。その様子が博打に負けて身ぐるみ剥がされた人に似ているところからバクチノキという名前になったといいます。
この木の葉から製した液はバクチ水と言われ、咳、吐き気、胃痛などの薬として使われます。また、バクチノキは地方によってはハダカノ木などとも呼ばれます。
